年間大賞に「ふてほど」 2024年「新語・流行語大賞」発表:「ふてほど」とは!?


タイムスリップドラマ「ふてほど」が新語・流行語大賞を席巻!

2024年の「新語・流行語大賞」が2日発表され、年間大賞には、
昭和から令和の時代にタイムスリップした主人公が価値観の
違いに戸惑いながらも奮闘する姿をコミカルに描いた民放の
テレビドラマ「不適切にもほどがある!」を略した「ふてほど」
が選ばれました。


年間大賞には、1986年から2024年へタイムスリップした阿部サダヲさん
演じる主人公が、価値観の違いに戸惑いながらも奮闘する姿をコミカル
に描き、コンプライアンスに縛られがちな現代を風刺して話題になった、
民放のテレビドラマ「不適切にもほどがある!」を略した
「ふてほど」が選ばれました。

 


テレビドラマ「不適切にもほどがある!」あらすじとスタッフ

あらすじ

昭和の体育教師である小川市郎が、ひょんなことから2024年の
令和にタイムスリップしてしまうというコメディドラマです。


スパルタ教育が当たり前だった昭和の価値観を持つ市郎が、
令和の多様性や変化に戸惑いながらも、周囲の人々と
関わりながら成長していく姿が描かれます。

昭和と令和のギャップ:

昭和の体育教師の価値観と令和の社会の価値観のギャップが
コミカルに描かれ、現代社会への痛快な風刺も含まれています。

 

家族の絆:

市郎の一人娘との関係や、周囲の人々との交流を通して、
家族の絆や人間関係の大切さを描いています。

タイムスリップならではの展開:

タイムスリップという設定を活かして、予測不能な展開や笑えるエピソードが満載です。

スタッフ


脚本: 宮藤官九郎
主演: 阿部サダヲ
演出: ...(演出家の名前は作品の情報によって異なります。

詳細な情報は作品公式サイトやデータベースでご確認ください。)

その他

放送局: TBS系

放送期間:

2024年1月26日~3月29日

キャッチコピー:

昭和おやじが贈る意識低い系タイムスリップコメディ

より詳しい情報

ドラマの詳しいあらすじやキャスト、スタッフの情報は、以下のサイトでご確認ください。


TBSテレビ「不適切にもほどがある!」公式サイト:

このドラマは、宮藤官九郎さんの独特な世界観と阿部サダヲさんの
コミカルな演技が魅力の作品です。

昭和と令和のギャップに笑ったり、人間関係に考えさせられたり、
様々な感情を味わえるドラマとなっています。


「ふてほど」が年間大賞に選ばれたことについて、主演を務めた阿部サダヲさんは
「いつもテレビで見ているところに来られてうれしいです。

ドラマ全体が評価されたようで光栄です。

ふだんはおとなしく暮らしているので、不適切なことをしている自覚はありません」
などとあいさつし、笑いをとっていました。


また、テレビドラマに関することばが年間大賞に選ばれたのは、2013年のNHKの
連続テレビ小説「あまちゃん」のセリフ「じぇじぇじぇ」以来、11年ぶりで、
阿部さんは「『あまちゃん』も脚本は宮藤官九郎さんなので、宮藤さんすごいと思いました。


昔はこういうことがはやったなどと親子で話せるし、働いている人にも『話し合い』と
いうテーマが響いたと聞きました」と話していました。

 

年間大賞 選考委員 やくみつるさんは


「ふてほど」が年間大賞に選ばれたことについて、選考委員の漫画家、
やくみつるさんは「これまで新語・流行語大賞に選ばれたことばの中には、
すでにコンプライアンス上使えなくなっているものも結構あります。

『いっき飲み』を表す『イッキ!イッキ!』などもってのほかです。

今となっては負のことばとなってしまったものもありますが、あえてギリギリを
攻めて世に問うた今回のドラマは、逆説的に新語・流行語大賞を想起させ、
親和性があると思いました」と理由を語っていました。

 

2024年「新語・流行語大賞」トップテンは

ことしの「新語・流行語大賞」のトップテンに選ばれたのは、50音順に、次のことばです。

▼「裏金問題」
▼「界隈」
▼「初老ジャパン」
▼「新紙幣」
▼「50-50」
▼「ふてほど」(年間大賞)
▼「Bling-Bang-Bang-Born」
▼「ホワイト案件」
▼「名言が残せなかった」
▼「もうええでしょう」

 

トップテンには、スポーツに関するものとして、大リーグ、
ドジャースの大谷翔平選手が1つのシーズンで初めて
ホームラン50本、50盗塁を達成した記録「50-50」。

 

 

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